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スラド mainpage Firehose Stories : 04/11/2021 13:15
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1. 敬称の「Miss」を子供と決め打ちする国のプログラマー、旅客機が実際よりも1トン以上軽い設定で離陸する重大インシデントの原因に
英航空事故調査局(AAIB)は8日、昨年7月に英国の航空会社のフライトで発生した重大インシデントの報告書を公開した(報告書、 Flight Globalの記事、 The Vergeの記事、 The Registerの記事)。 インシデントは7月21日5時にバーミンガムを出発したボーイング737-8K5型機による旅客便で、チェックイン結果を踏まえて作成されるロードシートに実際より1,244kg少ない重量が記載されていたというもの。この航空会社はインシデント発生前にCOVID-19の影響で数か月運航を停止しており、その間に予約システムの更新を行った。ところが、更新を請け負ったプログラマーの国では敬称の「Miss」を子供に対して用い、成人女性に対しては「Ms」を用いる習慣があったため、「Miss」としてチェックインした成人女性(標準体重69kg)ではなく、子供(標準体重35kg)として重量を計算するプログラムになっていたそうだ。 この問題はシステム更新直後のフライトで確認されており、予約を確認して「Miss」が指定された成人女性の予約を「Ms」に手作業で置き換える解決法が2つのチームで共有されていた。地上スタッフにはチェックインカウンターやゲートで大人かどうかを確認するよう勧告されていたが、オペレーションズマニュアルには追加されてはいなかった。一方、プログラマーは大人の未チェックインの予約について「Miss」を「Ms」に自動で置き換える機能を実装したが、既に「Miss」としてチェックインしている場合には対応していなかったという。 しかし、週末には2つのチームが作業を行わなかったうえ、同便はフライト24時間前の7月20日(月曜日)にはオンラインチェックインが可能になった。そのため、同便のフライトプランでは29人だった子供の乗客がロードシートでは38人に増え、実際よりも1,244kg少ない機体重量が記載されることになる。このような差が出ることは珍しくないため、機長はロードシートを信じて離陸。その結果、離陸時の推力はわずかに小さくなったものの、運航の安全性に影響はなかったとのこと。 再発防止のため、7月24日にはより正式な確認手順が導入される。報告書にはロードシート作成のためのシステムがアップグレードされたとも記載されている。報告書に航空会社名は記載されていないが、機体記号G-TAWGはTUIエアウェイズの保有機材だ。TUIはインシデント発生を認めているが、プログラマーがどこの国の人だったかという質問には回答しなかったとのことだ。 >>

2. Mozilla、Firefox 89のリリースを2週間先送り
MozillaがFirefox 88のリリースを1日繰り上げ、Firefox 89のリリースを2週間先送りしている(Firefox Release Calendar、 Ghacksの記事)。 FirefoxnoメジャーリリースサイクルはFirefox 73以降、4週間間隔に短縮されており、Firefox 88は4月20日リリース、Firefox 89は5月18日リリースが予定されていた。しかし、MozillaWikiのFirefox Release Calendarは9日に更新され、Firefox 88が4月19日、Firefox 89は6月1日のリリースとなっている。以降のリリースは再び4週間間隔になっており、全体に2週間ずつ先送りされている。 なお、fx-trains.herokuapp.comによれば、通常のFirefoxのBetaサイクルとNightlyサイクルがそれぞれ4週間なのに対し、Firefox 89ではBetaサイクルが6週間、Firefox 90ではNightlyサイクルが6週間に延長されている。また、Firefoxのメジャーリリース日は通常火曜日だが、Firefox 88のみ月曜日のリリースになる。 スケジュール変更の理由は特に説明されていないが、GhacksではUIの大幅刷新Protonとの関連を指摘する。Proton UIはFirefox Nightly(バージョン89)で一部がデフォルト有効になっているが、まだまだ未完成だ。また、Firefox 89ではトップレベルでの非同期処理を可能にするTop Level Awaitが追加され、デフォルト有効になる。 >>

3. NASA、火星ヘリコプターの初飛行を4月14日以降に再設定
NASAは火星ヘリコプターIngenuityの初飛行を4月11日夜(日本時間12日午前)に実施する計画を示していたが、9日にIngenuityが送ってきたデータに基づき、14日以降に再設定したそうだ(NASA/JPLの更新情報)。 Ingenuityは飛行実験の「飛行場」となるジェゼロクレーター内の平坦で障害物のない場所で火星探査車Perseveranceから降ろされ、切り離し後は最低-90℃にもなる火星の夜を自力で無事に乗り越えている。9日にはローターの高速回転テストが行われたが、テストを制御するコマンドシーケンスが監視タイマーの時間切れにより早期に終了した。この現象はフライトコンピューターのモードが「フライト前」から「フライト」への移行中に発生したという。 監視タイマーはコマンドシーケンスを監視し、問題発生の可能性をシステムに警告する。これにより想定外の問題が発生した場合に計画を中止することで、システムの安全を守る仕組みだ。ヘリコプターの状態は正常であり、地球とは完全なテレメトリーで通信している。ヘリコプターチームは診断と問題理解のためテレメトリーデータを精査中で、その後フルスピードテストの再スケジュールをするとのこと。 現在の地球と火星の距離では無線電波が届くまでに15分以上を要するため、実際の飛行はIngenuityのシステムにより自律制御される。Ingenuityはスピンアップ中に浮き上がらないようローターのブレードを調整後、初飛行時は12秒かけて2,537rpmまでスピンアップ。最終チェックが完了したらブレードのピッチを再調整して浮上を開始し、高度10フィートに達したら30秒間のホバリングを行う。その後再びジェゼロクレーター表面に降り、Perseveranceを通じて地球にデータを送信するとのことだ。 >>

4. Pixel 5a 5Gは日本と米国のみでの発売に
GoogleがPixel 5a 5Gを日本と米国のみで発売するとの声明を出したそうだ(The Vergeの記事、 Android Policeの記事、 9to5Googleの記事、 Neowinの記事)。 この声明は世界的なチップ不足が深刻化する中、GoogleがPixel 5aをキャンセルしたとの報道を受けて出されたものだ。声明によれば、「Pixel 5a 5G」はキャンセルされておらず、米国と日本で今年発売するという。発表は昨年のaシリーズに沿った形で行われるとのこと。なお、Googleは昨年8月にPixel 4aを発表し、9月に5G対応のPixel 4a with 5GをPixel 5と同時に発表している。そのため、Pixe 5a 5Gが単独で発表されるのか、独自チップ搭載と噂されるPixel 6と同時に発表されるのかは明確でない。 >>

5. Lenovo、ツインターボファン冷却システムを搭載する5G対応ゲーミングスマートフォン「Legion Phone Duel 2」を発表
Lenovoは8日、ツインターボファン冷却システムや8つのバーチャルキーを搭載する5G対応ゲーミングスマートフォン「Legion Phone Duel 2」を発表した(プレスリリース、 英国版の製品情報、 Android Policeの記事、 9to5Googleの記事 )。 Legion Phone Duel 2はゲームプレイ時のランドスケープモードで左右対称になるAdvanced Technology Architectureの第2世代(ATA 2.0)を採用したデザインになっており、ベイパーチャンバーによるパッシブ冷却とツインターボファンによるアクティブ冷却の組み合わせでピークパフォーマンスを維持するという。8つのバーチャルキー(Octa-Trigger)は専用コントローラーのような操作性を提供し、2つのX軸リニア振動モーター(Dual HaptiX)が非常に正確なタッチフィードバックを提供するとのこと。 スマートフォンとしての主なスペックは、Snapdragon 888 5Gプロセッサーに6.92インチFHD(2460×1080ピクセル) AMOLEDディスプレイ、2つのUSB Type-Cポート、64MPリアカメラ、ポップアップ式の44MPフロントカメラ、RAM(LPDDR5) 12GB/16GB/18GB、ストレージ(UFS 3.1)256GB/512GB、指紋センサー、デュアルSIMなど。USB Type-Cポートの1つは充電専用のようだ。2,750mAhのバッテリー2つが左右対称に配置されており、合計5,500mAh。90Wの充電器を使用すれば30分でフル充電可能だという。OSはAndroid 11ベースのZUI 12.5、本体サイズは176mm×78.5mm×9.9mm(中央部は12.56mm)、重量は259gからとなっている。 Legion Phone Duel 2は中国でLegion Phone 2 Proとして4月に発売され、アジア太平洋地域と欧州の一部市場で5月に発売される。欧州での価格は充電ドック付きの16GB/512GBモデルがVAT込み999ユーロから、充電アクセサリなしの12GB/256GBモデルがVAT込み799ユーロからとのこと。英国での価格は充電ドック付きの16GB/512GBモデルが899.99ポンド(事前予約は100ポンド引きの799.99ポンド)で、5月10日出荷予定となっている。 >>

6. Windows 10 Insider Preview、ペイントの更新がMicrosoft Store経由に
Microsoftは7日、Windows 10 Insider Preview ビルド21354(CO_RELEASE)をDevチャネルでリリースした(Windows Insider Blogの記事)。 本ビルドでは「ペイント」と「Snipping Tool」の更新がMicrosoft Storeで提供されるようになった。Microsoftは2017年にペイントを将来削除予定の機能としてWindowsストア(現Microsoft Store)で提供する計画を示していたが、結局取りやめになったとの見方も出ていた。今回の変更に伴ってペイントはMicrosoft Storeにも登録されているが、インストールはできない。Snipping Toolは既にMicrosoft Storeで更新が提供されている「切り取り & スケッチ (切り取り領域とスケッチ)」と一緒のパッケージになり、同時に更新できるようになったとのこと。アプリの設定画面も統合されている。 また、ビルド21343ではスタートの「Windows 管理ツール」サブメニューが「Windows Tools」サブメニューに変更されていたが、本ビルドでは「Windows Tools」フォルダーへのリンクに変更された。さらに、サブメニュー「Windows PowerShell」「Windows アクセサリ」「Windows システム ツール」がなくなり、これらのサブメニュー下のアイテムはすべてWindows Toolsフォルダーに移動している。メモ帳やペイント、エクスプローラーはメニューのルートへ移動しているため影響を受けないが、Internet ExplorerやWindows Media Playerなどはピン留めしない限りスタートからの直接起動ができないことになる。 >>

7. Windowsのキーコマンド人気投票、「Ctrl+C」が「Alt+Tab」を破って優勝
Windows Insider公式Twitterアカウントが3月から実施していた人気キーコマンドトーナメントで7日、「Ctrl+C」が「Alt+Tab」を破って優勝した(Windows Insiderのツイート、 投票結果)。 ベスト4に残っていたのはCtrl+CとAlt+Tabのほか、Ctrl+ZとWin+Shift+S。Ctrl+CはCtrl+Zを破り、Alt+TabはWin+Shift+Sを破ってそれぞれ決勝に進んでいた。残念ながらこのトーナメントが大きな盛り上がりを見せることはなく、準決勝は総投票数が1,000票を超えたものの、決勝は998票にとどまる。スラドの皆さんはお気に入りのキーコマンドがあるだろうか。 >>

8. 米国のレストランで小袋入りケチャップの不足が深刻化
COVID-19パンデミックで多くのレストランがテイクアウト中心の営業に変わった米国では、小袋入りケチャップの不足が深刻化しているそうだ(SlashGearの記事、 Plate IQのブログ記事、 USA TODAYの記事、 WSJの記事)。 ケチャップは米国のレストランで欠かすことのできない主力のソースだ。ケチャップ自体の供給に問題はないが、小袋入りケチャップの価格は2020年1月から13%上昇しており、店でカップに詰めたケチャップを提供しているところもあるという。Plate IQによれば、テーブル用の20オンスボトル入りケチャップの注文数が大きく減少する一方で、114オンス缶入りケチャップの注文数が増加しているとのこと。ハインツでは小袋入りケチャップを25%増産しているが、それでも追いつかない状態のようだ。日本ではどうだろうか。 >>