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スラド mainpage Firehose Stories : 04/19/2024 21:56
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1. スラドと OSDN の受け入れ先募集、現在の状況について
スラドと OSDN の受け入れ先募集を発表してから 2 か月が経過した。現在のところ発表できるような進捗は見られないのだが、現状をスラドの皆さんにご報告しておきたい。 現在募集しているのはスラドや OSDN の運営を継続可能な受け入れ先であり、この趣旨を理解した方々からご応募いただいている。しかし、売却額の算定に時間がかかっており、こちらからご連絡を差し上げることがまだできない状況だ。OSCHINA としては OSDN 取得後の費用だけでも回収したいとのことで、それにはスラドと OSDN のクラウド費用内訳が必要となる。現在はアピリッツに内訳の算定を依頼しているところだ。 ご応募いただいた方には条件が固まり次第アピリッツを通じてご連絡差し上げるが、既に 2 か月経過していることもあり、状況が変わっている可能性もある。なお、応募も引き続き [email protected] にて受け付けている。この状態で少し長引く可能性もあるので、スラドの皆さんには気長にお待ちいただければと思う。 >>

2. スラドとOSDN、閉鎖せず受け入れ先募集へ
OSCHINA の方針で 1 月 31 日の閉鎖を予告していたスラドと OSDN だが、一転方針が変更されサーバーを停止せずに受け入れ先を募集することとなった。 これにより、両サイトとも当面はこれまで通りアクセス可能だ。ただし、スラド編集部はアピリッツとの契約で更新作業を続けてきたが、契約は 1 月 31 日で終了となるため、更新に関して本日をもって停止する。なお、保守や管理のために何らかの案内等が更新される可能性はある。 スラドまたは OSDN の受け入れを希望する企業の方は、編集部 ([email protected]) までご連絡いただければ、詳細が決まり次第ご連絡差し上げる。末筆となったが、OSCHINA への譲渡後 1 年以上にわたって編集部との契約を続けていただき、引き続きメールアドレスも使わせていただいているアピリッツに感謝したい。 >>

3. スラドであなたが印象に残っている記事やコメントは何ですか
snowy 曰く、まもなくスラドが終了するが、最後に、あなたの印象に残っている記事やコメントを教えてもらえるだろうか。あなたが投稿したり書き込んだものでも良い。あなたの人生を少しまたは大きく変えたり、趣味や嗜好すら変えた記事やコメントはあるだろうか。 私は、自分自身のコメントでは、ACで牛丼太郎の記事で書き込み、「おもしろおかしい」を5個もらったコメントを何故か思い出してしまう。 そのコメントに今更ながら反論しておくと、土日に「さんざんたれこみがたまってる」ところなど見たことがない。 個人的にお気に入りの記事は「死の触手「ブライニクル」が南極の海中で撮影される」で、元のタレコミはスラドの編集を14年間やった中で一番できのよいタレコミだと思う。このタレコミを書いたのは誰だったんだろう。 個別の記事ではないが、自分で楽しんで書いていたのはノーベル賞受賞者発表の記事とサンタ追跡の記事だろうか。ノーベル賞の受賞者発表会はいつからか全部見て記事を書くようになっていた。 >>

4. Microsoft製品の墓地、Microsoft Graveyard
headless 曰く、Microsoft が提供を終了、または提供終了を発表した製品の墓地「Microsoft Graveyard」が公開された (公式サイト、 公式Threadsアカウント、 Neowin の記事)。 最近 Microsoft は非推奨とするWindowsの機能を多数発表しているが ([1]、 [2]、 [3]、 [4]、 [5]、 [6])、Microsoft Graveyard ではこれらの機能も一部リストアップされている。そのため、「命日」を過ぎても提供が続いているものもある。 Microsoft Graveyard はオープンソースとなっており、GitHub で貢献できる。同様のサイトとしては「Killed by Microsoft」が以前から公開されているが、選定基準は少し異なるようだ。 >>

5. 尿の色を黄色にする酵素が特定される
headless 曰く、尿の色を黄色にする色素が生まれる原因となる酵素を米メリーランド大学などの研究グループが特定したそうだ (論文、 Ars Technica の記事、 Maryland Today の記事)。 尿の色の黄色はウロビリンによるものであることが 125 年以上前から知られているが、それを生み出す酵素は特定されていなかった。ウロビリンは寿命を終えた赤血球から派生する色素だ。まず、赤血球のヘモグロビンから分解されたヘムはビリベルジンからビリルビンに変換される。ビリルビンは黄色を呈する色素だが、還元されて無色のウロビリノーゲンに変わる。このウロビリノーゲンが酸化されてウロビリンに変わるという仕組みだ。 従来、ビリルビンからウロビリノーゲンへの還元には複数の酵素がかかわると考えられていたが、研究グループでは単一のビリルビン還元酵素 (BilR) を特定。BilR は腸内細菌が生成し、健康な成人の腸内に広く分布するが、新生児と炎症性腸疾患の患者には少なかったという。過剰なビリルビンは黄疸の原因となる。本研究成果はビリルビン代謝における腸内細菌叢の役割を示し、腸肝軸におけるビリルビン恒常性維持の重要性を示したとのことだ。 >>

6. 米空軍採用予定の無人戦闘機、ボーイングなど5社で競争試作を実施へ
米空軍は、有人戦闘機に随伴可能な無人戦闘機(CCA)の調達に向け、ボーイングなど5社に競争試作を実施すると空軍の広報が認めたそうだ。米空軍はCCAを「協調戦闘機(Collaborative Combat Aircraft=CCA)」と呼んでおり、ジョーンズ空軍次官補は、CCAの競争試作に参加する5社と設計・製造契約を締結したことを発表した。この試作はボーイング、ロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマン、アンドゥリル、ゼネラル・アトミックスの5社によって行われることになったという(航空万能論GF、Air & Space Forces Magazine)。 これまでに判明しているCCAの情報としては、1機の有人機が制御するCCAの数は当面2機であること。米空軍が調達するCCAは1000機で、2000機まで増える可能性があるという。CCAの調達コストは、F-35の25%から50%で、2000万ドルから4000万ドルとされている。CCAの主な使用目的としては、有人機の射撃手、電子戦、センサーの三つの役割を持たせることにあるという。米空軍は、今後5年間でCCAに58億ドルを投資する予定だとしている。 >>

7. IPA、情報セキュリティ10大脅威 2024を発表
p>独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は24日、2023年に発生した情報セキュリティに関する重要な脅威をまとめた「情報セキュリティ10大脅威 2024」を発表した。これは毎年公開しているもので、情報セキュリティの専門家や企業の担当者など約200人からなる「10大脅威選考会」によって選定されている(IPA、INTERNET Watch)。 今回は、個人向けの脅威には順位がなくなり、代わりに初選出年と過去の取り扱い状況が記載された。個人における情報セキュリティ10大脅威に選ばれたのは以下の通り。 インターネット上のサービスからの個人情報の窃取(初選出年2016/5年連続8回目)インターネット上のサービスへの不正ログイン(同2016/9年連続9回目)クレジットカード情報の不正利用(同2016/9年連続9回目)スマホ決済の不正利用(同2020/5年連続5回目)偽警告によるインターネット詐欺(同2020/5年連続5回目)ネット上の誹謗・中傷・デマ(同2016/9年連続9回目)フィッシングによる個人情報等の詐取(同2019/6年連続6回目)不正アプリによるスマートフォン利用者への被害(同2016/9年連続9回目)メールやSMS等を使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求(同2019/6年連続6回目)ワンクリック請求等の不当請求による金銭被害(同2016/2年連続4回目) 一方、組織向けの脅威では、ランキング形式が残されている。選ばれたのは以下の通り。 1位 ランサムウェアによる被害(前回順位1位)2位 サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃(同2位)3位 内部不正による情報漏えい等の被害(同4位)4位 標的型攻撃による機密情報の窃取(同3位)5位 修正プログラムの公開前を狙う攻撃(ゼロデイ攻撃)(同6位)6位 不注意による情報漏えい等の被害(同9位)7位 脆弱性対策情報の公開に伴う悪用増加(同8位)8位 ビジネスメール詐欺による金銭被害(同7位)9位 テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃(同5位)10位 犯罪のビジネス化(アンダーグラウンドサービス)(同10位) >>

8. 工場の動画の情報から計算でかっぱえびせんを生成する動画
たまたま見たVTuber「Aoi ch.」の動画が、スラドネタっぽかったので紹介したい。この動画はかカルビー公式動画の「かっぱえびせんができるまで」の情報を元に、イラスト解析や数学的な手法を駆使して材料を分析、かっぱえびせんを再現しようという内容。動画内のカップに入った分量イラストを元に、Photoshopで画像を読み込んで材料の量の計算を試みたり、Excelで体積の計算に取り組んだりしている。不足している情報に関しては、カロリーから導き出したりしていたようだ(工場の動画の情報から計算でかっぱえびせんを生成する。【再現レシピ】)。 実際、この方法で算出されたデータと公式動画の説明を元に、同チャンネルではかっぱえびせんの自作に挑戦している。完成したものはかっぱえびせんクッキー的なものになってしまい、食感や見た目に大きな違いが出てしまったが、匂いと色だけはかなり近い感じになった模様。 >>